脱毛の歴史 ムダ毛をめぐる社会・性・文化 [ レベッカ・M・ハージグ ]

ムダ毛をめぐる社会・性・文化 レベッカ・M・ハージグ 飯原　裕美 東京堂出版ダツモウノレキシ レベッカ　ハージグ イイハラ　ヒロミ 発行年月：2019年07月10日 予約締切日：2019年05月31日 ページ数：352p サイズ：単行本 ISBN：9784490210149 ハージグ，レベッカ・M．（Herzig,Rebecca M.）（ハージグ，レベッカM．） ベイツ・カレッジで女性学とジェンダー論プログラム（Program　in　Women　and　Gender　Studies）の学科主任を務め、エンデバー財団による補助を得て学際的研究を担当している。

メイン州ルイストン在住 飯原裕美（イイハラヒロミ） 翻訳者。

津田塾大学学芸学部英文学科卒業（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 序論ーやむを得ない苦痛／第1章　毛のないインディアンー南北戦争以前の蛮行と礼節／第2章　体毛の手入れのための化学薬品ー自家製の治療法から、あらたな産業秩序まで／第3章　ひげ面の女と犬面の男ーダーウィンが明らかにした史上最大の露出とは／第4章　「白く、なめらかで、ビロードのような肌」ーX線脱毛サロンと社会的地位の変化／第5章　腺によるトラブルー性ホルモンと常軌を逸した発毛／第6章　剃らざる者ー「腋毛ぼうぼうのフェミニスト」とウーマン・リブ／第7章　「いちばん下をきれいにする」ー労苦、ポルノグラフィとブラジリアンワックス／第8章　魔法の弾丸ーレーザー脱毛の規制と選択的医療／第9章　「次なるフロンティア」ー遺伝学的エンハンスメントと体毛の終焉／結論ー私たちはみな、毟られている 時代と社会に翻弄されつづける、「体毛」へのまなざし。

進化論のインパクト、意思と社会規範、正常と異常の境界、価値の所在ー個人の身体を超えて、政治、医療、科学、商業活動から戦争のあり方までをも方向づけてきた、体毛という「問題」。

植民地時代から現代にいたるアメリカを例にたどり、見えてくるものとは。

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